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当病院では平成12年3月に体外受精など高度生殖医療の行える生殖医療センターを開設いたしました。
診察室、待合室を専用とし、また不妊治療に対する精神的、心理的な不安に対応するため必要に応じてカウンセリングも行い、個人個人のライフスタイルにあった治療計画を立てて臨んでおります。
開設以来現在まで、多くの不妊で悩まれている患者様に来院していただき、平成23年までに、780例におよぶ妊娠の成立を達成いたしました。
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今後も専門の医師とスタッフが一丸となって、当センターのモットーである<不妊治療から出産後までのトータルケア>をもとに、新しい生命(いのち)の誕生を目指して、少しでもお役に立てればと考えています。 |
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不妊の原因は大きく分けて女性側と男性側にあります。 |
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| 1. 女性側の原因 |
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1. |
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卵巣から卵が排卵されない。(排卵障害) |
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2. |
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排卵された卵が卵管を通って子宮に運ばれない。(卵管の狭窄や閉塞) |
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3. |
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子宮に運ばれた卵が子宮内膜に着床しない。(黄体機能不全、子宮の奇形) |
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4. |
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射精された精子が子宮頚管を上昇しない。(子宮頚管因子) |
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| 2. 男性側の原因 |
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| 1. |
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精子が少ない。(無精子症) |
| 2. |
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精子の数が少ない。(精子減少症) |
| 3. |
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精子が射精されない。(精路障害) |
| 4. |
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性交障害(インポテンツ) |
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| 3. 両者の原因 |
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| 4. 原因不明 |
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不妊症の原因をさぐるために女性の月経周期にあわせていろいろな検査を行います。 |
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超音波により卵胞の大きさや子宮内膜の厚さを見ます。 |
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| 3. 子宮卵管造影 (表中B) |
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子宮腔に入れた細いチューブを通して造影剤を注入し、子宮の奇形や卵管の通過性を見ます。痛みはほとんどありません。 |
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| 4. ホルモン測定 (表中C) |
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血液中の様々なホルモン値を測定し、排卵の有無や黄体機能不全について調べます。 |
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| <男性> |
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| 5. 精液検査 |
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精子の数・形態・運動率を調べます。ご主人様の精液を持ってきていただければ検査できます。 |
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| <男性・女性> |
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| 6. 性交後検査(フーナー検査) (表中E) |
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射精された精子が子宮内を上昇していくかどうか調べます。 |
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| 1. 排卵誘発 |
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無排卵や稀発排卵の場合、内服薬や注射により排卵を起こします。 |
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| 2. タイミング指導 |
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排卵日は基礎体温測定だけでは正確にはわかりません。そこで超音波検査と尿中ホルモン測定の組み合わせにより正確な排卵日を予測し、適切な性交時期を指導します。これにより約10%の方が妊娠されます。 |
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| 3. AIH(人工授精) |
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タイミング指導でもなかなか妊娠しない場合や、精子減少症・頚管粘液分泌不全の場合、運動している精子だけを集め、子宮腔内に注入します。この方法で約10〜15%の方が妊娠されます。 |
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以上の治療でも妊娠に至らないときや、重症の精子減少症、卵管閉塞のある場合は以下のような高度生殖医療が必要となります。 |
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| 4. IVF−ET(体外受精・胚移植) |
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ホルモン剤投与により成熟した卵子を体外に取り出し、ご主人様の精子と受精させた後、培養し、適した時期に子宮内に戻します。この方法では約25〜30%の方が妊娠されます。 |
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| 5. ICSI(卵細胞質内精子注入法) |
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体外に取り出した卵子の細胞質内に1つの精子を注入し、受精させます。 |
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ICSI |
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| 6. 胚および精子凍結保存 |
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受精卵や精子を-196℃の液体窒素の中に入れて保存しておきます。 |
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| 7. 胚盤胞移植 |
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通常の胚培養(3日間)より更に培養し、胚盤胞(5日間)まで到達した胚のみを移植する方法です。 |
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| 8. 2段階胚移植 |
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同一周期で初期胚と胚盤胞を2日にわけて移植する方法です。通常の移植方法で妊娠しにくい方に用いる方法です。 |
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| 9. アシステッド八ッチング(AHA) |
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卵の透明帯が硬く、うまく胚が透明帯脱出(Hatching)できず着床しにくい場合に卵に切りこみを入れます。数日移植しても妊娠されない方に凍結卵を融解移植する場合に多く用いられます。 |
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当病院では体外受精を施行するまでの一般不妊治療でも、数多くの方が妊娠されています。
特にタイミング指導では、全体の約半数以上の方が妊娠されています。 |
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周期 |
周期当たり妊娠率(%) |
| 人工授精 |
3344 |
8.43 |
| 体外受精(顕微授精・凍結胚移植含む) |
589 |
31.4 |
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周期当たり妊娠率(%) |
| 人工授精 |
7.0 |
| 体外受精 |
40.0 |
| 顕微授精 |
26.7 |
| 凍結胚移植 |
23.2 |
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当院で初めて治療を希望される方は、治療の内容説明、スケジュールなどを不妊カウンセラーより説明させていただきます。(要予約)
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日時 |
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| 月〜金曜日 |
午後 2〜3時、3〜4時
※夕方も相談に応じます |
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受付場所 |
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産婦人科受付
※ お電話でもご予約いただけます。
TEL:052−782−6211
尚、高度生殖医療(体外受精、顕微授精)に進まれるご夫婦については医師が個別に説明させていただきます。 |
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★ 1人で考えて困っていませんか?
★ 1人で悩んでいませんか?
★ ご夫婦で考えが合っていますか?
★ 今の治療でいいのかな…
★ これからどんな治療になるのかな… |
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どんなことでも構いません。一緒に考え、話し合いませんか?
診察のあとで声をかけていただいても、午後からお電話をいただいても結構です。看護師または不妊カウンセラーが対応いたしますのでお気軽に声をかけてください。
不妊相談に関してご不明な点がございましたら、産婦人科受付またはお電話にてお尋ねください。 |
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人工授精および体外受精に関する費用はすべて自費(保険適用外)となります。
※6月1日より費用が以下の通り変更となります。 |
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| 人工授精費用 |
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| 体外受精費用 |
採卵
(媒精・胚培養を含む)
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| 1個のみ |
70,000円 |
| 2〜5個 |
100,000円 |
| 6個以上 |
200,000円 |
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| 胚移植 新鮮胚移植 |
50,000円 |
| 胚移植 融解胚移植 |
30,000円 |
胚凍結(1年間)
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3個まで 30,000円
※1個増える毎に2,000円追加 |
| 胚融解 |
20,000円 |
| 精子凍結保存(1年間) |
10,000円 |
顕微授精
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1個 30,000円
※1個増える毎に5,000円追加
※顕微授精を予定していたが、
出来なかった
場合 10,000円 |
| アシステッドハッチング |
20,000円 |
| 胚盤胞培養(追加培養) |
10,000円 |
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| ※ なお、体外受精に至るまでの排卵誘発剤の注射は全て自費となります。 |
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特定不妊治療費助成制度について |
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高額の医療費がかかる体外受精・顕微授精(特定不妊治療といいます)を受けられたご夫婦に助成金が支給される事業です。
当院は愛知県(一部地域を除く)の指定医療機関となっております。詳しくはスタッフまたはお住まいの地域の保健所、愛知県健康福祉部児童家庭課母子保健グループまでお問い合わせください。 |
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