生殖医療センター

 
生殖医療センター   初診の方へ   不妊の原因
不妊症の検査   不妊症の治療   不妊治療方針
不妊治療の成績   不妊相談   不妊症の自費診療費用
 

生殖医療センター

 
    当病院では平成12年3月に体外受精など高度生殖医療の行える生殖医療センターを開設いたしました。
診察室、待合室を専用とし、また不妊治療に対する精神的、心理的な不安に対応するため必要に応じてカウンセリングも行い、個人のライフスタイルにあった治療計画を立てて臨んでおります。
開設以来現在まで、多くの不妊で悩まれている患者様に来院していただき、平成26年までに、987例におよぶ妊娠が成立しました。
 
  今後も専門の医師とスタッフが一丸となって、当センターのモットーである<不妊治療から出産後までのトータルケア>をもとに、新しい生命(いのち)の誕生を目指して、少しでもお役に立てればと考えています。  
▲PageTop  

初診の方へ

 
  当院で初めて治療をご希望される方は、治療の内容説明、スケジュールなどを不妊カウンセラーより説明させていただきます。(要予約)

日時

月〜金曜日 15:00〜16:00 (第3木曜日は除く)
※ この時間が難しい方はご相談ください。

受付場所

産婦人科受付
※ お電話でもご予約いただけます。
   TEL : 052-782-6211(代表)

なお、高度生殖医療(体外受精、顕微授精)に進まれるご夫婦については医師が個別に説明させていただきます。
 
 
▲PageTop  

不妊の原因

 
  不妊の原因は大きく分けて女性側と男性側にあります。  
 
 
1. 女性側の原因
  1.   卵巣から卵が排卵されない。(排卵障害)(図@)
  2.   排卵された卵が卵管を通って子宮に運ばれない。(卵管の狭窄や閉塞)(図A)
  3.   子宮に運ばれた卵が子宮内膜に着床しない。(黄体機能不全、子宮の奇形)(図B)
  4.   射精された精子が子宮頚管を上昇しない。(子宮頚管因子)(図C)
 
 
 
2. 男性側の原因
 
1.   精液中に精子が存在しない。
(無精子症)
2.   精子の数が少ない。(乏精子症)
3.   精子が射精されない。(精路障害)
4.   性交障害(インポテンツ)
 
3. 両者の原因
  免疫性不妊
 
4. 原因不明
 
 
▲PageTop  

不妊症の検査

 
  不妊症の原因をさぐるために女性の月経周期にあわせて様々な検査を行います。  
 
 
  <女性>  
 
  1. 基礎体温測定  
  排卵の有無や黄体機能不全がわかります。  
 
  2. 超音波検査 (表中A)  
  超音波により卵胞の大きさや子宮内膜の厚さを見ます。  
 
 
3. 子宮卵管造影 (表中B)
  子宮腔に入れた細いチューブを通して造影剤を注入し、子宮の奇形や卵管の通過性を見ます。痛みはほとんどありません。
 
4. ホルモン測定 (表中C)
  時期に合わせて血液中のホルモン値を測定し、排卵の有無や黄体機能不全について調べます。
 
<男性>
 
5. 精液検査
  精子の数・形態・運動率を調べます。パートナーの精液を持ってきていただければ検査できます。
 
<男性・女性>
 
6. 性交後検査(フーナー検査) (表中E)
  射精された精子が子宮内を上昇していくかどうか調べます。
 
 
▲PageTop  

不妊症の治療

 
 
1. 排卵誘発
  無排卵や稀発排卵の場合、内服薬や注射により排卵を起こします。
 
2. タイミング指導
  排卵日は基礎体温測定だけでは正確にはわかりません。そこで超音波検査と尿中ホルモン測定の組み合わせにより正確な排卵日を予測し、適切な性交時期を指導します。これにより約10%の方が妊娠されます。
 
3. AIH(配偶者間人工授精)
  タイミング指導でもなかなか妊娠しない場合や、乏精子症・頚管粘液分泌不全の場合、運動している精子だけを集め、子宮腔内に注入します。この方法で約10〜15%の方が妊娠されます。
 
 
  以上の治療でも妊娠に至らないときや、重症の乏精子症、卵管閉塞のある場合は以下のような高度生殖医療が必要となります。  
 
 
4. IVF−ET(体外受精・胚移植) 
  ホルモン剤投与により成熟した卵子を体外に取り出し培養器内で培養します。パートナーの精子と受精させた後、適した時期に子宮内に戻します。この方法では約25〜30%の方が妊娠されます。
 
 
 
5. ICSI(卵細胞質内精子注入法)
  体外に取り出した卵子の細胞質内に1つの精子を注入し、受精させます。
 
 
 
 
ICSI
 
 
 
6. 胚および精子凍結保存
  受精卵や精子を-196℃の液体窒素の中に入れて保存しておきます。
 
 
 
7. 胚盤胞移植
  通常の胚培養(3日間)より更に培養し、胚盤胞(5日間)まで到達した胚のみを移植する方法です。
 
8. 2段階胚移植
  同一周期で初期胚と胚盤胞を2日にわけて移植する方法です。通常の移植方法で妊娠しにくい方に用いる方法です。
 
9. アシステッド八ッチング(AHA)
  卵の透明帯が硬く、うまく胚が透明帯脱出(Hatching)できず着床しにくい場合に透明帯に切りこみを入れます。数回移植しても妊娠されない方に凍結卵を融解移植する場合に多く用いられます。
 
 
▲PageTop  

不妊治療方針

 
 
▲PageTop

不妊治療の成績

 
  当病院では体外受精を施行するまでの一般不妊治療でも、数多くの方が妊娠されています。
特にタイミング指導では、全体の約半数以上の方が妊娠されています。
 
 
  妊娠の内訳  
   
 
  2000年〜2016年総合成績  
 
  周期 周期当たり妊娠率(%)
配偶者間人工授精(AIH) 4,875 7.07%
体外受精(顕微授精・凍結胚移植含む) 818 28.5%
 
 
  2016年1月〜12月の成績  
 
  周期当たり妊娠率(%)
配偶者間人工授精(AIH) 7.01%
胚移植(ET) 新鮮 0%
凍結 36.36%
顕微授精(ICSI) 14.28%
体外受精(IVF) 60.00%
 
 
▲PageTop  

不妊相談

 
 
1人で考えて困っていませんか?
1人で悩んでいませんか?
ご夫婦で考えが合っていますか?
今の治療でいいのかな…
これからどんな治療になるのかな…

どんなことでも構いません。一緒に考え、話し合いませんか?
診察のあとで声をかけていただいても、午後からお電話をいただいても結構です。看護師または不妊カウンセラーが対応いたしますのでお気軽に声をかけてください。

不妊相談に関してご不明な点がございましたら、産婦人科受付またはお電話にてお尋ねください。
 
 
▲PageTop  

不妊症の自費診療費用

 
 
人工授精および体外受精に関する費用はすべて自費(保険適用外)となります。
 
 
人工授精費用
人工授精 13,000円(税抜)
 
体外受精費用
採卵
(媒精・胚培養を含む)
1個のみ 70,000円(税抜)
2〜5個  100,000円(税抜)
5個以上1個追加につき 10,000円(税抜)
胚移植 新鮮胚移植 50,000円(税抜)
胚移植 融解胚移植 30,000円(税抜)
胚凍結(1年間)
3個まで 30,000円(税抜)
※1個増える毎に2,000円(税抜)追加
胚融解 20,000円(税抜)
精子凍結保存(1年間) 10,000円(税抜)
顕微授精
1個 30,000円(税抜)
※1個増える毎に5,000円(税抜)追加
※顕微授精を予定していたが、 出来なかった
場合 10,000円(税抜)
アシステッドハッチング 20,000円(税抜)
胚盤胞培養(追加培養) 10,000円(税抜)
 
※ なお、体外受精に至るまでの排卵誘発剤の注射は全て自費となります。
 
特定不妊治療費助成制度について
 
高額の医療費がかかる体外受精・顕微授精(特定不妊治療と言います)を受けられたご夫婦に助成金が支給される事業です。
当院は愛知県(一部地域を除く)の指定医療機関となっております。詳しくはスタッフまたはお住まいの地域の保健所、愛知県健康福祉部児童家庭課母子保健グループまでお問い合わせください。
 
 
▲PageTop  
 
産婦人科・内科・心療内科・小児科・再生医療科(歯科口腔外科・形成外科)
医療法人 東恵会 星ヶ丘マタニティ病院
〒464-0026 名古屋市千種区井上町27番地
TEL : 052-782-6211(代表)
Copyright (C) Hoshigaoka Maternity Hospital All Rights Reserved