2025年10月21日
第235回
久しぶりのヨーロッパ旅行!
実は10月8日から15日まで、久しぶりに‟華麗なる中欧の旅8日間”と言うことで、JTBツアーに参加してきました。その旅支度をしていた5日、6日頃は未だ名古屋は30℃越えの暑さでとても秋の気配はありませんでしたので、案内には現地は16度前後と書いてありましたが、どうしても実感出来ず、下着を長袖にした程度で、ジャケットも薄手の夏秋物しか持って行きませんでした。ところが現地は寒くて、旅行中何度「寒い!」と言ったことでしょう。今回はそんな寒がり旅行記です。
行き先はチェコ、オーストリア、ハンガリーの中欧3か国です。名古屋からは友人3人と私の4人の参加で、総勢12人の団体でした。それに有能な女性の添乗員が付きました。羽田空港集合時間が午前9時半でしたので、当日名古屋出発では間に合わないと言うことで、羽田で前泊することになり、それはツアーパックには入っていないので、友人が羽田のホテルを予約してくれました。夕方ついて空港の見えるレストランで夕食を食べながら、間近に大型旅客機の離着陸を見て、これから行く国の夫々の想いなどを語ってモチベーションは最高に盛り上がりました。
ところが我々の泊まったホテルは国内線のターミナルの前で、我々が行くべき所は別なターミナルビルだったので、慌ててモノレールに乗ってそれでも集合時間にはやっと間に合いました。
スタートからそんなハプニングです。
添乗員さんに今後の予定の説明を受けて搭乗時間まではご自由にと言うことになりましたが、出掛けにお土産を買う気もありませんのでラウンジで出発までの時間をつぶしました。ところが羽田空港はあまり使ったことが無いので、ラウンジが何処にあるかも分かりずらくて、構内をうろうろしてしまいました。ヨーロッパに行く前に既におのぼりさん状態でした。
羽田からフランクフルト迄が直行でそこで2時間ほど待ち時間があって乗り継ぎをしてプラハに向いました。7時間のマイナス誤差があるので日付け的には12時間程度ですが実質は約20時間ほど掛かりました。仲間の連中は飛行中に寝ていましたが私は眠れなかったのでほとんど20時間起きたままでプラハに着きました。そこからバスでホテルに向かいホテルに着いたのは深夜の12時を超えていました。荷解きをして寝たのは午前2時頃でした。初日からかなりの強行軍です。私のような老人には堪えます。
翌朝は朝早くからプラハの歴史地区観光がありました。ミニバス利用と書いてありましたが、市中はほとんど歩いて廻りました。プラハ城、聖ビート協会、旧市庁舎など見学したところは中世の趣がそのまま残り素敵で、旧市街も綺麗な街でしたが、道路は石畳で歩き難く坂も結構あって疲れました。そして寒い。当地で買ったカシミヤのショールが役立ちました。昼食は、ビアレストランで名物ビーフグラーシュ(シチュー)を食べました。普通の味で特別美味しいと言うほどではありませんでした。その後自由行動となりましたが疲れていたので少し買い物をしてホテルに帰って休みました。夜は三ツ星レストランでフレンチでした。これは流石に美味しかったですがワインで酔ってしまい、急に首と肩が凝ってきてジッと座っていられない状態になりましたので、早めにホテルに帰ることにしました。ホテルは近いようですが歩いて帰る元気もありませんし方向も定かではありませんので添乗員がタクシーで送ってくれました。彼女は又会場に戻ってどんな報告をしたか知りませんが、他の連中は彼は大丈夫か、旅行を中止して日本に帰るのではないかと心配していたそうです。
翌日は元気を取り戻して朝、8時出発、バスで3時間かけて世界遺産のチェスキー・クロムロフに行き、クロムロフ城や旧市街を徒歩で見学しました。とに角よく歩きました。ゴルフの1ラウンドより長い距離歩いたと思います。
これが旅のスタートでこれからまだまだエピソートは続きますが、長くなりましたので今月はこれまでにします。
次回をお楽しみに!
