2023年4月20日
第205回
春爛漫。理事長コラムが書籍になります!!
 4月は新年度、新学期など新しい時節の始まりです。日本にはお正月と4月と二度新しい気持ちでスタートできるケジメの時期が有ります。私は4月生まれと言うこともあって尚更その気持ちが強いです。
 年の初めに考えた今年の目標も3カ月経つと大分見えてきます。思い通り進んでいることも有るでしょうが、大抵は難航していて、中には手つかずのまま過ぎてしまっていることもあります。その点でもまだ9カ月も残っている4月の段階で再考察できて再起動する機会が有るのはありがたいことだと思います。
 と云う訳で今年も幾つか、方向転換とか再起を促すように、自身にハッパを掛けました。愛読者の皆さんの中にも、年頭の目標が挫折気味になっている人がいらっしゃるなら、ここで修正してエンジンをかけ直してください。

 実は4月末に、理事長コラムの一部をまとめた“20代から始めたい妊活のススメ”と言う書籍が幻冬舎から出版されます。
 4~5年前から節目の回が来るたびに一冊の書籍にまとめてみるのも面白いなと思っていましたが、それこそ今年のお正月には200回目が来ることになりましたので、この機会を逃したら私が先に逝ってしまうかもしれないと決心しました。
 それにしても月1回とは言え、毎月一度も欠かさずに18年間、良く書き続けたものだと感心します。ほとんどは大した内容でもありませんが、中には我ながら上手く書けたと思える秀作もありました。
 どうせ出版するなら有名出版社から出したいと思って模索していた時に、ロータリーの友人が同じような自伝書を幻冬舎から出しましたので、その伝で私も幻冬舎に依頼しました。
 元々無名の産婦人科医が書いたコラム集などそれほど話題になるとも思えないし、何処の出版社から出しても同じだとは思いますが、はっきり言って私の見栄です。
 去年の夏ごろから企画して新年には出版の予定でしたが、やっぱり紆余曲折があってようやく新年度、4月の末に出版に漕ぎつけました。
 元原稿のあるものを編集するだけですからそんなに大変でも無かろうと軽く考えていましたが、膨大な原稿の中からどの話題を選ぶか決めるだけでも大変でした。一話完結で脈絡のないコラムを一つの冊子にまとめることは容易ではありません。何度も幻冬舎の編集者の方と検討し、今回は若い女性を読者ターゲットに絞ることにして産婦人科の分野で知っておいて欲しい話題を中心に選ぶことにしました。それだけでは固くなりすぎるので、随所に“ほっと息抜きコラム”を入れ一息ついてもらうことにしました。未だ発売されていませんが今年度の私の一番のビッグイベントです。
 手前味噌になりますが、編集者の方の適切なアドバイス(さすが幻冬舎)で、中々の秀作になりました。是非発売の暁には皆さん買って(ここが大事)読んでください。少しは売れないと私のメンツが丸つぶれになりますので宜しくお願いします。

 余談ですが、日米ともに野球のシーズンが始まりました。今年はWBCの影響もあって、観客数は各球団とも好調のようです。しかし、中日は相変わらずパッとしませんね。打て無さすぎます。こんな状態が続けばやがて観客も減るでしょう。中日の活躍は中部地方の活性化につながります。中日が不振なら中部経済の活気が無くなり経済効果にも影響します。
 立浪監督、何とかしてくださいヨ。
 序でに、MLBのエンジェルスもだらしないですネ。“なおエ”と言う言葉が巷で流行っているそうですが、皆さんご存じですか。「大谷選手は活躍しました。なお、エンジェルスは敗れました」と言う意味だそうです。こちらも救援投手をもう少し何とかしなくては・・・。