2025年12月19日
第237回
女性総理大臣誕生!!
一方インフルエンザが流行ってます。そちらもお気をつけてください。
さて、日本で初めて女性の総理大臣、高市早苗総理大臣が誕生しました。その高市内閣の初めての臨時国会が連日テレビ中継されています。私は以前から国会中継を見るのが好きでよく見ます。下手なバラエティー番組よりよっぽど面白いと思います。
このコラムで私の政治的信条を語るつもりはありませんが、今、国会の雰囲気について感じたことを述べてみたいと思います。
今、国会は高市首相が女性のせいもあり女性が目立ちます。片山さつき財務大臣が首相の隣に座っていますので内閣席はいつも女性が映ります。なぜか質問する議員も女性が多いような気がします。先進国では女性の国会議員の比率が少ないと言われている我が国ですが今回は女性が頻繁に映ります。
高市首相は毎日服装が変わっていますが、お洒落で、しかも一国の首相としての品格も備えた上品な装いで好感が持てますが、衣装を考えるだけでも大変だと思います。男性首相ならスーツはほとんど変えなくてもネクタイを変える程度で充分だと思いますので、それだけでも高市首相は余分な気を使っているような気がします。スタイリストでも付いているのでしょうか。
直前の石破内閣の頃でも質問者は質問内容以前の問題として話し方が無礼だろう言うような質問の仕方をして、首相がついカッとなって失言をするのを誘発するような話し方の議員が多かったのですが、石破首相はその挑発に乗らないで淡々と原稿を読むことで対応していたと思います。
ところが今回は総理大臣が女性になったせいか質問者の口調が以前よりも優しくなったような気がします。与党の質問はもちろん、野党になったはずの公明党の議員も野党なれしていないのか、あまり意地悪な質問の仕方をしません。完全野党の立憲民主党や共産党の議員も法案の矛盾点は突きますが首相が噛み合わない返事をしても徹底的に追求するようなことはしません。どちらかといえば自分の言いたいことを言って終わってるような感じです。あまりイジメて泣かれたりしたら困ると思っているのでしょうか。高市首相はそんな弱では無さそうですが・・・。首相も原稿を読むこともありますが結構その場の雰囲気で言いたいことを言っています。その中にはアレッというような返答もありますが石破さんの時のようにしつこく揚げ足は取られません。彼女は質問の内容がしつこいと席では又かと言うような嫌な顔をしています。でもマイクに立つ時までには冷静な顔になって淡々と答えてます。その辺は百戦錬磨です。ただ最近顔つきが疲れ気味なのが気になります。睡眠3時間とかメディアで報道していましたが、そんなことが続けば総理大臣として長続きしないのではないかと心配です。なったばっかりだからしばらくは仕方がないかもしれませんが早く自分のペースを見つけて休むところは休んで欲しいと思います。
まあ言ってみれば私も今の所は彼女を応援しているということです。
全体的に見て高市首相になってから国会論議はおとなしくなりました。これも首相が女性だからでしょうか。質問する議員も弱い者いじめのような印象を残したくないという気があるのでしょうか。良いことか悪いことかは別として高市首相になってから国会の雰囲気が以前より柔らかくなったことは事実です。
これは国会という国の最高決定機関でジェンダー差別と言うか逆差別というかが無意識のうちに働いていると思われます。弱い者(女、子供)いじめをしては自分の立場が悪くなる(人気が下がる)と思って矛先が鈍っているような気がします。
それは私の思い過ごしでしょうか。国会審議は男女関係なく思い切りやってください。
























