2026年1月20日
第238回
今年の目標!
 愛読者の皆様。新年あけましておめでとうございます。
一年の計は元旦にありで皆さん既に今年の目標、計画をお立てになったことと思います。
 私も個人的なものと、病院の目標を立てました。個人的にはどうしても老年になったことがよぎり、あまり積極的な目標が浮かびません。新年に当ってそんなことでは如何にも情けないので、‟スマートに生きる”としました。服装にも気を使ってお洒落だねと言われるようにする。背筋を伸ばして歩いて、姿勢が良いねと言われる。ゴルフも続けて体力もあるねと言われる。夜もレストランやクラブ通いを続ける。そして早めにサッと引き上げて、カッコいい、スマートだねと思わせるそんな一年にしたいと思います。

 今年は午年、それも60年に一度の丙午です。丙は十干では強い火を表し、午も十二支の中では強い火を表すので、丙午はその両方が重なって一般的には運気が強く、勢いが高まり、新しい挑戦や飛躍のチャンスに恵まれたパワフルな年だと言われています。病院も今年の運気に乗っかってパワフルな一年にしたいと思います。唯、尻下がりで年頭は元気が良いが後半はバテ気味になるので4コーナーを廻ったら一鞭が必要になるかもしれないと言われています。事実、高市内閣の解散説が吹き荒れて、現在は株価が史上最高値になりましたが、竜頭蛇尾にならないよう頑張る必要があるようです。

 一方で、江戸時代の歌舞伎や浄瑠璃で流行った井原西鶴の「好色五人女」に登場する八百屋お七が丙午生まれだったので、丙午生まれの女性は気性が荒く、夫を殺す(潰す)と言う迷信と言うか言い伝えが現代まで続き、60年前の昭和41年(1966年)は出産数が25%も減りました。女の子を産むのを控えれば良いのですが、現実には産み分けは難しいので結局産み控えになったと言うことです。出生数の棒グラフを見ても当時は微増傾向でしたが、この年だけストンと下がって翌年は元に戻っています。令和の現代でもまだこの伝説が残っているか産科病院としては非常に気になる所です。昭和41年の丙午の時はマスコミもこの迷信を盛んに取り上げたようですが、少子化を気遣ってくれているのか、記者が興味が無いのか今回はそんな報道をほとんど聞きません。ただでさえ出生数が減っているのにこの上落ち込んでは我々の仕事が無くなってしまいます。そんなことになったら大変ですよと病院の新年会の挨拶で話したら、ベテランの助産師達は八百屋お七の伝承を知っていて頷いていましたが、若手のほとんどの職員が丙午ってなぁに?と言う顔をしていましたので今の若い子は知らないんだと逆に安心しました。
 今年も例年通り‟安心・安全でしかも快適なお産”を目指して頑張りたいと思いますので、皆さまご支援のほど宜しくお願いいたします。
ホスピタルズ・ファイル