2026年3月19日
第240回
WBC 日本 負けた?!
世界のあちこちで戦火が耐えず、ホルムズ海峡が閉鎖されて石油の供給が不安視されている中で、桜の開花がトップニュースになる日本は平和ボケと言われるかもしれませんが、それでも平和であることは何より幸せで有難いことだと思います。
実は今月はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について書こうと思っていました。おそらく日本は決勝まで進み、もう一方のブロックから勝ち抜いて来るであろうアメリカと対戦して雌雄を決することになるだろうと予想していましたので、コラムの20日の〆切に間に合わないかもしれないと心配していましたが、意外や意外、決勝どころか準々決勝で負けてしまいましたので余裕で間に合うことになりました。残念!
さて、そのWBCですが、やはり私なりの論評を少ししてみたいと思います。
予選1次リーグ4試合。初戦のチャイニーズ・タイペイとの試合はコールド勝ちで順調なスタートでした。続く7日の韓国戦。韓国は野球に限らず日本戦となると異常に頑張るので、以前は接戦が多かったのですが今回は余裕の勝利でした。韓国野球とは少し実力の差がついたかなと思いました。
翌日のオーストラリア戦。制球難のオーストラリアの投手相手にあれだけフォアボールを貰いながら点を取れなかったのは、天覧試合の性では無かったかと思いました。日本人は天皇陛下とお会いするだけで緊張しすぎて普段の動作がスムーズに出来なくなる人が多いと思います。多分、侍ジャパンの連中も同じで天覧試合だから良いところを見せようと思う以前に、天皇陛下に見られていると思うだけで体が固まって、いつものスウィングが出来なくなってしまったのではないかと、そんな気がします。でも天覧試合で勝つことができ、良かったと思います。試合後選手たちも心から嬉しそうに陛下を見送っていましたが、テレビで見ていた外野の私も心底ホッとして一緒に陛下御一家を見送りました。
4戦目のチェコ戦もネットフリックスで見ました。他の携帯で速報を見ていて途中で気が付いたのですがネットフリックスの画面は実際より少し遅れていました。云わばビデオ放送です。どうして実況にしないのか、出来ない理由があるのか、そちらにも興味が生じました。
試合は7回まで点が入らないジリジリするような展開でしたが井端監督は動きません。既に一時通過は決まっていましたので、今日は勝負より選手の休養とか状態を重視しているのかなとも思えましたが、「こんな短期決戦でそんな余裕は無いぞ。油断をすると流れが変わってしまうぞ」と心配しながら見ていました。やっと8回に1点を取って、その後は相手投手のレベルが落ちたこともあり結果的には9対0で大勝して4連勝でマイアミに向かうことになりました。結果は良しでしたが井端監督がどう考えていたのか一時通過は決まっていたので勝負にこだわらずに選手の起用法などを中心に試合を進めていたのか心中を知りたい気がしました。
いよいよ問題の準々決勝ベネズエラ戦。一回表に山本投手が先頭打者ホームランを打たれて1点リードされましたが、その裏、大谷選手がホームランを打ち返してくれてすぐに同点。2回に1点取られましたが、3回に佐藤選手のタイムリー、森下選手のスリーランで逆転しました。しかし、5回にツーラン、6回にスリーランを打たれて逆転され、反撃ならず最後は大谷選手の内野フライでゲームセットとなりました。中継ぎ陣が押さえていれば勝てた試合でしたが、力及ばずと云う感じです。只、中継ぎ陣と言っても専門の投手ではなく日頃は先発の投手が出ていましたのでいきなり絶好調とはならなかったのかもしれません。
一方で関係ないかもしれませんが、一次リーグの第4戦で勝利に対する執念を井端監督が少し消したのが、この試合に影響したような気がします。そんな気がしてなりません。それは私の邪推でしょうか。せめてもの慰みは、ベネズエラが決勝戦でアメリカに勝って優勝したことです。










