2026年7月22日
第244回
FIFA WORLD CUP 2026
 FIFA ワールドカップが今朝早朝(日本時間7月20日)にスペインの優勝で約1ヶ月に渡る熱戦の幕を閉じました。日本が頑張っていた頃はにわかサッカーファンが急に増えて巷のあちこちでサッカーの話が飛び交っていましたが、日本が負けてからはテレビの露出度も極端に減り、まだワールドカップは開催中だと云う感じになりました。流石に決勝戦の話題はアチコチのテレビで報じていましたが、市民の反応は今一で何処が勝ってもあまり興味は無いようでした。如何ににわかファンが多かったか改めて分かります。

 ワールドカップの始まる1週間前位から急にメディアで、特にNHKでこの話題を取り上げていました。4年に1度とはいえ、オリンピック並みの取り上げ方にビックリしましたが、どうやらNHKが全試合の放映権を独占したので雰囲気作りに励んだような気がします。考えてみればボール一つあればどこでも出来る競技なので貧富を問わず世界中で一番普及しているスポーツですし、人気も一番だと思います。日本でもJリーグがあり、ファンもそれなりにいますが、まだ日本ではプロ野球人気には敵わない気がしますので、ワールドカップを機会に盛り上げようと関係者が頑張るのも不思議では無いと思います。

 実は私もにわかファンのようなものですが、今回のワールドカップでサッカーの面白さ、奥深さを知りました。サッカーは試合が中断することが少なく、絶妙なテクニックの連続で攻守が一気に変わったり面白いゲームですが、90分戦って1点も入らず0対0ではつまらない。ネットを割った時の爽快感を味わいたいのでせめて合計5点位は点が取れるように改良すべきだ。それにはゴールの広さを縦横10cm位広げたらどうかと以前から勝手に提案していました。今回は3位決定戦のように双方合わせて10点も入った試合もありましたが、それでも一方的に押していたチームが1回のカウンター攻撃で負けてしまったケースもありましたので、やはり強いチームが勝てるようにするには点がもう少し入るようにした方が公正だろうと思います。人口60万人のカーボベルデと言う聞いたことも無い国が出場してジャイアントキリングを起こし、決勝ラウンドに出てきました。たまにはこんな事があっても良いとは思いますが、原則的には実力が結果につながるようにすべきだと思います。

 とは云っても今大会はベスト4に世界ランク1位のアルゼンチン、2位スペイン、3位フランス、4位イングランドとランクベスト4が順当に勝ち残りました。そして決勝戦は南米王者の世界ランク1位アルゼンチンと欧州王者で世界ランク2位のスペインが死闘を繰り広げていました。文字通り王者決定戦で、しかも終始攻勢をかけていたスペインが延長戦の末勝ちました。結果は最も強いチームが優勝したと思います。やっぱりゴールの大きさはこれで良いのかもしれません。

 さて今回の森保ジャパンですが、3人のエース級が怪我で抜けてしまったのにチームとしての組織的な戦略が、実戦に上手く反映されて実力以上の結果を残せたと思います。グループFのリーグ戦では1勝2分けの2位で決勝トーナメント進出を果たしました。欲を言えば1位通過をしてモロッコと当たりたかったですが、ブラジル戦となりました。でも佐野海舟選手の見事なシュートで先制点を挙げて、ひょっとして行けるかなとほのかな期待を持たせてくれましたが、やっぱり実力差は如何ともしがたく、最後の最後で逆手負けをしてしまいました。優勝を狙うと云っていた割にはベスト32で姿を消してしまったわけですが、選手は全員ヨーロッパの一流クラブに所属している人ばかりで、個々ではフィジカル的にもテクニック的にも相手に負けていませんでした。4年前の選手たちより相当成長していると思いました。うまくかみ合えばベスト8まで位は行ったかもしれないと期待を持たせたチームだったと思います。

 ブラジル戦は確か日本時間で午前2時の開始だったと思います。勿論実況で見る積りでしたが、それまで起きていてはほぼ徹夜になるので明日に堪える。と云って布団に入ってもそう簡単には寝つかれない。そこで私は午後9時に睡眠薬を飲んで午前2時に目覚まし時計をかけて約5時間強制的に寝ました。目覚ましが鳴って飛び起きて一人で興奮して応援しながら見ました。結果は残念でしたが、こんな時誰か同好の士と一緒に見ていたらもっと楽しいだろうな。しかも誰かのサービス付きで・・・。4年前は家内がコーヒーや夜食を作ってくれたことを思い出しました。唯、あの選手イケメンねとか試合と関係ないことを言うのでうるさかったのも思い出しました。

 テレビカメラは当然ボールウォッチャーになりますが、私もそのテレビ画面の中でもっと狭い視野のボールウォッチャーになりがちでした。しかし、今回夜の解説番組を見ていて大分視野が広くなりました。相手デフェンスの位置とか空きスペースとか受け手の走り込むべき方向とか考えながら見ることが出来るようになりました。そうすると選手の足技だけでは無くてセンスも評価しながら見ることになり見方が深まりました。

 今回の外国同士の決勝戦を又夜中に起きて見る気はありませんでしたが、延長戦で朝までやっていましたので決定的瞬間は見ることが出来ました。サッカー好きの愛読者の中には夜中から見ていた方がいらっしゃるかもしれませんが、皆さま、お身体お大事に!
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